
2015.11.12
皆様、ご無沙汰しております。リハビリ室 植田(理学療法士)です。
月日の流れは早いもので、もう11月となりました。気温の変化で体調を崩しやすい季節ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、2月に、生活+健康=人生のお話をしましたが、覚えていますでしょうか?
自分の今後の生活を考えると、今後の健康を考え、人生を考えることに繋がるというお話でした。そこでは理想の人生が崩れないよう予防することが大切とお話しましたが、皆様の理想の人生はどのようなものですか?
今回は、なぜ介護予防が必要か?についてお話させて頂きます。
さて、世間では「終活」という言葉が出ています。皆様は終活していますか?
お葬式は…お墓は…だとか色々ありますね。
しかし、私が伝えたい終活は人生が終わってからの活動ではありません!
「人生が終わるまでの活動」です。世界一周旅行がしたい、趣味活動をずっと続けたい…など。
また、最近「健康寿命」というキーワードも耳にする機会が増えました。
健康寿命とは、「介護を必要とせず日常生活を送れる期間」のことです。
この健康寿命を延ばすことも私は重要な終活だと思います。
もうひとつ、なぜ健康寿命を延ばすことが大切かをお話しします。
ここで出てくるキーワードが「地域包括ケア」です。
ものすごく簡単に言うと、地域(小・中学校区)は地域のみんなで支えあいましょう。
という政策です。
ご存じのとおり、日本は超高齢化社会です。
伊東市はなんと高齢化率約38%‼‼全国平均は26%です。
つまり伊東市民の2~3人に1人が高齢者(65歳以上)ということです。
さて、そこで問題なのが、残りの62%のうち、介護職は何%いるかということです。介護職は全国でも足りない現状があります。
つまり、介護職が足りないとなると、もしかすると介護サービスが受けられない。なんてことになりかねません。しかし、それが現実に起ころうとしています。
自分が介護になった時を考えたことがありますか?もし、その時に介護サービスを受けられなかったらどうしますか?知り合いに助けてくれる人はいますか?
このことを踏まえて終活は何をすることが大切かを考えてみてください。
私は自分の健康寿命を延ばして、自分自身が介護状態にならないことが一番の解決策だと思いますが、皆様はいかがでしょうか?
ただ、どう健康寿命を延ばせばいいのか?介護予防をすればいいのか?
キーワードは「運動」です。
次回は「健康寿命の延ばし方 介護予防」についてお話しさせて頂きます(^^)/
追記:
このコラムを制作し、掲載するまでの間に当院主催で行っている「ゆ~ゆ~健康講座」がありました。足元の悪い中、沢山の人に来場していただきました‼‼
講演内でも健康寿命についてのお話がありましたね(^^)/
来場してくださいました皆様。ありがとうございました!
介護予防は自らの一歩で始まります‼‼
やる気スイッチを踏みましょう(^◇^)