2016.06.30
みなさま、ご無沙汰しております。リハ室の植田です。
前回のコラムから半年以上が経ってしまいました…。申し訳ございません。
さて、前回私がお話した内容を覚えていらっしゃいますでしょうか。
健康寿命を延ばすことが大切だとお話しましたね。
忘れた方は、「終活をはじめよう!」のコラムをチェックしてみて下さい!
では、どうすれば健康寿命を延ばすことができるのでしょうか?
その答えが、前回挙げたキーワード 「 運動 」 です。
なぜ運動??と思われるかもしれません。
皆様は要支援や要介護になる原因をご存知ですか?
※平成23年厚生労働省国民生活基礎調査より
上図は原因の割合を示したグラフです。
運動器の障害が1/4を占めています。運動器の障害とは骨折や関節痛などがあります。
筋力をつけたり、バランス感覚をつけたりすることで障害を予防でき、運動をすることでその力は養えます。
運動器の障害なのだから運動で予防できるのは当たり前じゃないか!!!
他の3/4はどうなんだ!?と声が聞こえてきそうです…
安心してください!!穿いて…ではなく、予防出来ますよ!!
……。
さて、詳しく運動効果をお話しすると長くなってしまいますので簡単に説明させて頂きます。
脳血管疾患の大きな要因にもなる高血圧ですが、これは運動習慣をつけることで予防、改善出来ます。
認知症は、運動は関係ないでしょ~ …そんなことはありません。有酸素運動や拮抗体操などをすることで、認知症が予防出来ると言われています。最近TVでもよく言われていますね。
高齢による衰弱。これは運動をすることで筋力や持久力をつけることで、予防や遅延させることが出来ます。
その他には癌や肺疾患などの内臓器疾患が含まれますが、肺疾患も運動を行うことで肺活量や肺の弾性を維持・改善でき、息苦しさなどを軽くすることができます。
ふむふむ…つまり…
運動をすることで介護予防が出来るわけですね!!
私、一生懸命運動しています!!膝が痛くても我慢して運動しています\(~o~)/
私も高血圧だから、運動として筋トレをバリバリやっていますよ!だから大丈夫ですよね\(^o^)/
…少しお待ちください!!
がむしゃらに運動をすると、かえって悪化することもあるのですよ!!
…では、どうすればいいの??
関節に痛みがある方や、何をしたら良いか分からない方は、是非当院にお越しの際に、リハビリ室までお越しください!当院にはメディカルフィットネス(疾病予防施設)がございますので、相談に乗らせて頂きます。もちろん、当施設で運動をしたい方、大募集でございます。
ちゃっかり宣伝もさせて頂きました。
実は、私たち職員も健康のためにとマラソンに初参戦してきました。翌日は筋肉痛で全く動けなくなってしまったのは内緒ですが…
マラソンは私より10も20も年上の方たちがスイスイと追い抜いていきました…
いくつになっても継続は力なりです。是非、一緒に運動しましょう!!
私もいつまでも若いつもりでいてはいけませんね…
また、機会がありましたら予防についてお話させていただきます。
目指すはホノルル!!??