『あっという間の1年でした。』 - 医療法人社団 いずみ会 メディカルはば伊豆高原
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『あっという間の1年でした。』

2017.03.10

  皆様、ご無沙汰しております、リハビリ室の植田です。

春の日差しになりつつもまだまだ肌寒い3月になりましたね。

今年は桜の開花も早くなりそうですね。

 

さて、3月は年度末になります。新しい年度に向けての調整期間ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

私も今年度を振り返ったりしてみましたが、少しは成長できたのでしょうか。。。

 

まさに光陰矢の如し。あっという間に月日は流れていきます。

 

皆様は『年齢時速』という言葉を知っていますか?

 

年齢時速とは、年齢=時速の例えで、年を取れば取るほど月日が速く過ぎるという意味です。

例えば、3歳の子は365日を時速3キロで、60時速60キロで進んでいる感覚です。

 

でも、何故そう感じるのでしょうか?

 

このような実験があります。

同じ秒数でボールが1回弾む映像と、数回ボールが弾む映像

同じ秒数でボールが1個転がる映像と、数個ボールが転がる映像

を見比べた際、人はどう感じると思いますか。

 

実は数が多い映像を見た方が長く感じたという人が有意的に多かったようです。

 

何故かというと、1つの動きを見るよりも沢山の動きを見るほうが、脳が情報を処理する回数が増えるためです。

つまり、同じ時間により多くの経験をしたから長く感じたのです。

 

 

このことから、年齢時速は年齢を重ねると加速していくことに…

 

ん?いやいや、3歳の子供より、長い時間働いたり起きたりしている60歳の方が経験することは多いだろう!!!

それに忙しい時ほど時間が長く進み、退屈なときほど時間は長く感じるじゃないか!!

 

と、なりますよね。私もそう感じました。

 

 

では、あなたが経験したことで、あなたが有意義だと感じ、自分の将来に繋がった経験はいくつありますか??

ここでいう有意義な時間とは、脳が処理する

 

忙しい時は多く事を成しているけども、その1つ1つが有意義な事になっていないのかも知れません。

退屈なときは、身体や脳が休まったりして、本当は有意義に使えているため、遅く感じているのかも知れません。

 

頭で考える有意義な経験と、身体が感じる有意義な経験が多くあると、年齢時速はゆっくりになるのかも知れませんね。

 

そう考えると、子供たちは、将来に備えて色々な事を感じ、学び、身体作りをして、頭も身体も有意義な経験をたくさんしているし、60歳の人は色々とこなしてはいるけれど、そこから得る将来に備えて有意義な経験は少ないのかも知れません。

 

有意義な経験をたくさん出来ている方は歳をとってからも月日の流れをゆっくりと感じるみたいです。

 

私も冒頭で、光陰矢の如しなんて言っているところをみると、有意義な経験が減ってきているのかも知れませんね。

 

自分にとって何が有意義な時間か、それを考えることが大切だと思います。

 

有意義な時間は『目標に向かっていく時間=成長している時間』なのかもしれませんね。

 

 

老後を長く楽しむためにも是非、目標を作り、有意義な時間をお過ごし下さい♪

 

 

そのお手伝いとして、病気の治療や介護、予防運動ができる当院を活用していただけたらと思います。

 

P.S 運動をすると代謝が上がり、時間経過を長く感じるみたいですよ♪

 

我が長男もいつの間にか大きくなりました……

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子供の成長は早いですねー。